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ドライバの入ったDVDにいつの間にか ドライバって書いたシールが貼ってあった。
スロットインドライブに入れたら、見事にイジェクトで引っかかった
超不愉快だ、でも下っ端なのでキレる事も出来ないのでここで愚痴る

CD,DVDなどは価格も安く、そんなに丈夫じゃありません
結構やわですし、樹脂が劣化します 
永久保存とか無理です

殆どが、ポリカーボネイトで出来てます
プラ板です、キラキラしてる面はアルミニウムの膜です
厚さ約80nmアルミニウム蒸着膜がレーザー光線を反射しとります
けっこう薄いです
すぐダメになるですよ
いざ読み込みさせると、あれ?データ読めない!
みたいになるですよん

なんでポリカーボネイトとアルミニウムなのかというと
安くてそこそこだったから

CDもDVDもブルーレイディスクもポリカーボネイトですけど
もう作ってるとこないと思うけどもレーザーディスクだけはアクリル樹脂です

ガラスコーティングCDなんかもありますが、高いです
マニア向け記念CDとかで発売されたります
CD1枚 うん万円です
うん万円CDなのに、握手券が付いてないよ
硝子CD?なんじゃそりゃ

劣化耐性、薬剤耐性、レーザー反射性すべてが高品質ですが
お値段もそれなりにお高くなっちゃいます
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Extreme HARD GLASS CD

脱線した
ポリカーボネイトの特性は
◆メリット
透明度が高くて、熱に強い、振動に強い コスト安い

◆デメリット
薬品耐性がよくない、アルカリ剤、溶剤などで溶ける
高温多湿だと、膨張縮小、分解する(エステル結合)
力がかかると白化して光が通りにくくなる

実は保存用CDとかいいながら、あんまり保存向きでもない
日陰で湿気のない所で保存しないと、劣化します
まぁ、なんだってそやけどもジパングは高温多湿の国だからね
保存性なら、DATのような磁気記録のが保存に向いてると思われる

あれ、何の話やったっけ
そうそう、CDにシール貼るな~いう話やん
理由は色々ありますけども
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こういうトレイが出てくるんじゃなくて、CDをスロットに差し込むタイプ
スロットイン式のドライブで使えなくなります
少しでも厚みが増すと、入らない、中で回らない、出てこないという事態になります 

光学メディアの保護膜層のポリカーボネイトは温度や湿度である程度膨張縮小をしますシールを張るとその部分だけ剃ってしまいます
物凄く軽い円盤を高速でぶん回します、小さなシールでも影響は大きく、円の重さが変わると、回転がブレブレになります
モータースポーツで言う所のホイールの重量バランスです
CDのラベルプリンターとか売ってるけどもお勧めしない

昔はスロットイン方式のドライブなんてほとんどなかったけども最近では
テレビ、カーオーディオ、ノートPC、ゲーム機あちこちで見かけます
メディアの交換が楽だし、コストも下がる トレイ式の駆動ゴムベルトの劣化トラブルも起きにくい
素敵やん?でもシールヤメテ

CDラベルプリンターのメーカーですら、使えません!と言ってます

CDラベルを貼ったCDをカーオーディオのスロットインタイプに挿入したら、ラベルが剥がれてでてこなくなった。
スロットインタイプではご使用になれません。
CD/DVDラベルはカーオーディオやパソコンのドライブでもスロットインタイプではご使用になれません。

どうしてもやりたいなら、シールでなく直接印刷方式のCDラベルメーカーをお使いください
自分用なら鉛筆でもいいけど、場合によっては見た目もかっこつけないといけない場合もあるです

バルクの空メディアも、最近のプリンタもメディア印刷のレーベル印刷対応の物が増えました
盤面印刷:可などの記載のある物をお使いください

メディアは、インクジェットプリント対応とか印刷対応などの記載があるもの
プリンタはCD/DVD/BDレーベルプリント: 対応の物をお使いください
 レーベル、印刷、CD印刷とかそのあたりのキーワードで対応してる物を使うといいでしょう

インクジェットプリントは濡れると滲むので、適当なコーティングスプレーをかけておくといい感じに仕上がります
↓こういう奴とか 
aaa
Hahnemuhle インクジェット用表面保護スプレー 400ml


溶剤耐性がないので、油性マジックもあんまりお勧めできん

私は表面が白い印刷可能な空メディアには、鉛筆で書いてます
意外としっかり書けるし、消さない限り消えない
炭素の粉が良くないけど、そこ心配するよりもマシンルームがもっと埃まるけでわらえない

あれ、そういえば何の話やったっけ?
まぁ、ええわ、機嫌治った・・・・仕事に戻る